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森羅
ふりがな文庫
“森羅”の読み方と例文
読み方
割合
しんら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんら
(逆引き)
湛然
(
たんぜん
)
として音なき秋の水に臨むが如く、
瑩朗
(
えいろう
)
たる
面
(
おもて
)
を過ぐる
森羅
(
しんら
)
の影の、
繽紛
(
ひんぷん
)
として去るあとは、太古の色なき
境
(
さかい
)
をまのあたりに現わす。
薤露行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
明治二十五年
壬辰
(
じんしん
)
の四月九日はどんないい星まわりの日であったか、わたくしは
森羅
(
しんら
)
万象から美を見いだす能力を与えられ、また師友や家族のすべての愛情の中に生きることのできるのは
幸福のなかに
(新字新仮名)
/
佐藤春夫
(著)
さみだれの降るところ、決まってまたついてまわるものは、俗に幽霊風ととなえるあのぬんめりとした雨風で、しかも時刻は
森羅
(
しんら
)
万象ものみなすべてが、死んだような夜中の九ツ下がり——。
右門捕物帖:15 京人形大尽
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
森羅(しんら)の例文をもっと
(5作品)
見る
森
常用漢字
小1
部首:⽊
12画
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
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森羅殿
森羅萬象
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作者不詳
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