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『幸福のなかに』
ふりがな文庫
『
幸福のなかに
(
こうふくのなかに
)
』
これが第六回目の年男であろうか。あともう二回ぐらいは年男になれそうな気もするがあと三回はむずかしいかも知れない。 明治二十五年壬辰の四月九日はどんないい星まわりの日であったか、わたくしは森羅万象から美を見いだす能力を与えられ、また師友や家族 …
著者
佐藤春夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「読売新聞 夕刊」1964(昭和39)年1月13日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
因
(
ちな
)
壬辰
(
じんしん
)
森羅
(
しんら
)