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森厳
ふりがな文庫
“森厳”のいろいろな読み方と例文
旧字:
森嚴
読み方
割合
しんげん
72.7%
しんごん
13.6%
おごそか
4.5%
かう/″\
4.5%
こうごう
4.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんげん
(逆引き)
忘れていた武家の
住居
(
すまい
)
——寒気なほどにも質素に悲しきまでも
淋
(
さび
)
しい
中
(
なか
)
にいうにいわれぬ
森厳
(
しんげん
)
な気を
漲
(
みなぎ
)
らした玄関先から座敷の有様。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
森厳(しんげん)の例文をもっと
(16作品)
見る
しんごん
(逆引き)
しかし、伊勢の大神宮様の内苑は、
森厳
(
しんごん
)
にして犯すべからざるものがあるのに、このお寺の中の賑やかなこと。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
森厳(しんごん)の例文をもっと
(3作品)
見る
おごそか
(逆引き)
その青々とした美しい姿は、一層夕暮の眺望を
森厳
(
おごそか
)
にして見せる。丑松は眺め入り乍ら、自分の一生を考へて歩いた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
森厳(おごそか)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
かう/″\
(逆引き)
四方
(
あたり
)
を見廻はしながら
森厳
(
かう/″\
)
しき玄関前にさしかゝり、
御頼申
(
おたのまを
)
すと二三度いへば鼠衣の
青黛頭
(
せいたいあたま
)
、可愛らしき小坊主の、
応
(
おゝ
)
と答へて障子引き開けしが、応接に慣れたるものの眼
捷
(
ばや
)
く人を見て
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
森厳(かう/″\)の例文をもっと
(1作品)
見る
こうごう
(逆引き)
四方
(
あたり
)
を見廻わしながら
森厳
(
こうごう
)
しき玄関前にさしかかり、お
頼申
(
たのもう
)
すと二三度いえば
鼠衣
(
ねずみごろも
)
の
青黛頭
(
せいたいあたま
)
、
可愛
(
かわゆ
)
らしき小坊主の、おおと答えて障子引き
開
(
あ
)
けしが、応接に慣れたるものの
眼捷
(
めばや
)
く人を見て
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
森厳(こうごう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“森厳”の意味
《名詞》
整い厳かであること。厳粛であること。
(出典:Wiktionary)
森
常用漢字
小1
部首:⽊
12画
厳
常用漢字
小6
部首:⼚
17画
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永井荷風