“青黛頭”の読み方と例文
読み方割合
せいたいあたま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四方あたりを見廻はしながら森厳かう/″\しき玄関前にさしかゝり、御頼申おたのまをすと二三度いへば鼠衣の青黛頭せいたいあたま、可愛らしき小坊主の、おゝと答へて障子引き開けしが、応接に慣れたるものの眼ばやく人を見て
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
四方あたりを見廻わしながら森厳こうごうしき玄関前にさしかかり、お頼申たのもうすと二三度いえば鼠衣ねずみごろも青黛頭せいたいあたま可愛かわゆらしき小坊主の、おおと答えて障子引きけしが、応接に慣れたるものの眼捷めばやく人を見て
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)