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しんうつ
ふりがな文庫
“しんうつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
森欝
50.0%
森鬱
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
森欝
(逆引き)
今や二書に慣れたる眼を転じて「辻浄瑠璃」を見るに、
恰
(
あたか
)
も深山に入りたる後に
塵飆
(
ぢんへう
)
の小都会に
出
(
いづ
)
るが如き感あり。
灼々
(
しやく/\
)
たる野花を見ず。
磊々
(
らい/\
)
たる危巌を見ず。
森欝
(
しんうつ
)
たる幽沢を見ず。
「伽羅枕」及び「新葉末集」
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
しんうつ(森欝)の例文をもっと
(1作品)
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森鬱
(逆引き)
「
森鬱
(
しんうつ
)
として、巨人のごとき大きな山が現前したとき、吾人は
慄然
(
りつぜん
)
として恐愕の念に打たれ、その底にはああ大なる力あるものよとの弱々しい声がある。しかしその声に応じて
縋
(
すが
)
りつくものが欲しいではありませぬか」
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
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