“しんうつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
森欝50.0%
森鬱50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今や二書に慣れたる眼を転じて「辻浄瑠璃」を見るに、も深山に入りたる後に塵飆の小都会にるが如き感あり。灼々たる野花を見ず。磊々たる危巌を見ず。森欝たる幽沢を見ず。
森鬱として、巨人のごとき大きな山が現前したとき、吾人は慄然として恐愕の念に打たれ、その底にはああ大なる力あるものよとの弱々しい声がある。しかしその声に応じてりつくものが欲しいではありませぬか」
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)