“八咫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やた80.0%
ヤタ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その形状のごときも地図に書かれてあるのは変な具合になって居りますが、今私のいった通りにちょうど八咫やたの鏡がうねくって蓮華れんげの形のようになって居るです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
八尺やさか曲玉まがたまという、それはそれはごりっぱなお首飾くびかざりの玉と、八咫やたかがみという神々こうごうしいお鏡と、かねて須佐之男命すさのおのみことが大じゃの尾の中からお拾いになった、鋭い御剣みつるぎ
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
周防の娑麽サバの魁師神夏磯媛カムカシヒメは、天子の使ひ来ると知つて、磯津シツ山の賢木サカキを根こじにし、上枝ホツエ八握ヤツカ劔、中枝ナカヅエ八咫ヤタ鏡、下枝シヅエには、八尺瓊を掛けた上に、素幡シラハタを船のに樹てゝ
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)