“下枝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しづえ45.7%
したえだ28.6%
しずえ11.4%
したえ8.6%
シヅエ5.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戯曲の方は、老婦人下枝しづえ子を主人公としたものであるが、小説の方は、その孫娘梨枝子を第一の主要人物とした。
然し此頃では唯其杉の伐られんことを是れ恐るゝ様になった。下枝したえだを払った百尺もある杉の八九十本、欝然うつぜんとして風景を締めて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
山桜は、散り果ててしまったが、野生の藤が、木々の下枝しずえにからみながら、ほのかな紫の花房をゆたかに垂れている。
仇討三態 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
やがて、柿の葉は黄色くなり、下枝したえの小さな柿や、半分われた柿なども、すっかり熟して、小鳥にたべられてしまい、黄色い葉はだんだんちっていきました。
山の別荘の少年 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
周防の娑麽サバの魁師神夏磯媛カムカシヒメは、天子の使ひ来ると知つて、磯津シツ山の賢木サカキを根こじにし、上枝ホツエ八握ヤツカ劔、中枝ナカヅエ八咫ヤタ鏡、下枝シヅエには、八尺瓊を掛けた上に、素幡シラハタを船のに樹てゝ
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)