“上枝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほつえ33.3%
ほづえ33.3%
うはえ11.1%
うわえだ11.1%
ホツエ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上枝ほつえに八尺の勾璁の五百津の御統の玉を取りけ、中つ枝に八尺やたの鏡を取りけ、下枝しづえ白和幣しろにぎて青和幣あをにぎてを取りでて一五、この種種くさぐさの物は、布刀玉の命太御幣ふとみてぐらと取り持ちて
上枝ほづえより細高ほそだかに、いくかけむり
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
上枝うはえそよろにささやきてりこそまがへ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
三人の声が一度に途切れる間をククーと鋭どき鳥が、檜の上枝うわえだかすめて裏の禅寺の方へ抜ける。ククー。
一夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
周防の娑麽サバの魁師神夏磯媛カムカシヒメは、天子の使ひ来ると知つて、磯津シツ山の賢木サカキを根こじにし、上枝ホツエ八握ヤツカ劔、中枝ナカヅエ八咫ヤタ鏡、下枝シヅエには、八尺瓊を掛けた上に、素幡シラハタを船のに樹てゝ
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)