トップ
>
下枝
>
しづえ
ふりがな文庫
“
下枝
(
しづえ
)” の例文
戯曲の方は、老婦人
下枝
(
しづえ
)
子を主人公としたものであるが、小説の方は、その孫娘梨枝子を第一の主要人物とした。
「新日本文学全集第三集・岸田國士集」あとがき
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
これは
下枝
(
しづえ
)
から下枝を渡つて歩いて、時には四五羽その長い愛らしい尾をつらねてゐるのを見る。
山寺
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
上枝
(
ほつえ
)
に八尺の勾璁の五百津の御統の玉を取り
著
(
つ
)
け、中つ枝に
八尺
(
やた
)
の鏡を取り
繋
(
か
)
け、
下枝
(
しづえ
)
に
白和幣
(
しろにぎて
)
青和幣
(
あをにぎて
)
を取り
垂
(
し
)
でて
一五
、この
種種
(
くさぐさ
)
の物は、布刀玉の命
太御幣
(
ふとみてぐら
)
と取り持ちて
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
秀
(
ほ
)
に搖れていよよ
木高
(
こだか
)
き影見れば
下枝
(
しづえ
)
もふかく曳きにけるかな
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
山かげの
楢
(
なら
)
の
木原
(
きはら
)
の
下枝
(
しづえ
)
にも
山蚕
(
やまこ
)
が居りて鳥知らざらむ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
▼ もっと見る
打水が、樹々の
下枝
(
しづえ
)
の葉の
尖
(
さき
)
に
在りし日の歌:亡き児文也の霊に捧ぐ
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
こはまた、
下枝
(
しづえ
)
の風にのりて
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
無際の
上枝
(
ほつえ
)
下枝
(
しづえ
)
を火の
殻
(
から
)
負
(
お
)
ひ
機縁:(友なる画家の画稿に題す)
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
それでも
木蔭
(
こかげ
)
の
下枝
(
しづえ
)
には
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
秀
(
ほ
)
に揺れていよよ
木高
(
こだか
)
き影見れば
下枝
(
しづえ
)
もふかく曳きにけるかな
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
下枝
(
しづえ
)
は 人取り
枯
(
が
)
らし
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
うなだるる
下枝
(
しづえ
)
の
梢
(
うらき
)
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
木末
(
こぬれ
)
の鴉ややに
下
(
お
)
りつつ
下枝
(
しづえ
)
に下り遂に根方の
地
(
ち
)
に下りむとす
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
下枝
(
しづえ
)
は
鄙
(
ひな
)
を負へり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
玉蘭
(
はくれん
)
は
木末
(
こずゑ
)
より散りやすけらし
下枝
(
しづえ
)
の花ぞ日に照らひつつ
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
小筑波や
山毛欅
(
ぶな
)
の
下枝
(
しづえ
)
の若萠に蛙ころろぐこゑのさやけさ
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
末ほそく
下枝
(
しづえ
)
引き張るたけ高きヒマラヤ杉は冬によき杉
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
末ほそく
下枝
(
しづえ
)
引き張るたけ高きヒマラヤ杉は冬によき杉
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
下枝
(
しづえ
)
には寒き蔕のみ数ましぬこずゑの柿のいとど赤くて
風隠集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
花深く
紅
(
あか
)
き
椿
(
つばき
)
や
下枝
(
しづえ
)
さへ光るばかりを上にも上にも
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
花深く
紅
(
あか
)
き
椿
(
つばき
)
や
下枝
(
しづえ
)
さへ光るばかりを上にも上にも
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
さはあれど、暮れ
惑
(
まど
)
ふ
下枝
(
しづえ
)
のゆらぎ……
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
さはあれど、暮れ
惑
(
まど
)
ふ
下枝
(
しづえ
)
のゆらぎ……
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
全
(
また
)
くいま暮れはてし
下枝
(
しづえ
)
のゆらぎ……
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
枝
常用漢字
小5
部首:⽊
8画
“下枝”で始まる語句
下枝子