“蛇籠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゃかご79.3%
じやかご17.2%
ぢやかご3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大井川の水れ/\にして蛇籠じゃかごに草離々たる、越すに越されざりし「朝貌あさがお日記」何とかの段は更なり、雲助くもすけとかの肩によって渡る御侍
東上記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
母様おつかさんはうそをおつしやらない、博士はかせ橋銭はしせんをおいてにげてくと、しばらくしてあめれた。はし蛇籠じやかごみんなあめにぬれて、くろくなつて、あかるい日中ひなかた。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
蛇籠ぢやかごうへの、石垣いしがきなかほどで、うへ堤防どてにはやなぎ切株きりかぶがあるところ
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)