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じゃかご
ふりがな文庫
“じゃかご”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蛇籠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蛇籠
(逆引き)
秋も末に近く、瀬は
殆
(
ほとん
)
ど
涸
(
か
)
れてゐた。川上の紅葉が水のまにまに流れて来て、
蛇籠
(
じゃかご
)
の籠目や、瀬の
縁
(
ふち
)
に厚い
芥
(
あくた
)
となつて老いさらばつてゐた。
川
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
ですけれども、真夜中ですもの、川の瀬の音は
冥土
(
めいど
)
へも響きそうで、そして
蛇籠
(
じゃかご
)
に当って砕ける波は、
蓮華
(
れんげ
)
を刻むように見えたんですって。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
深さ三尺くらいのザラ場から
蛇籠
(
じゃかご
)
の沈所へカマエビの餌で流し込み、流れよりおくれた糸ふけに、すかさず合わせると、がっちり合って強い引き。
江戸前の釣り
(新字新仮名)
/
三遊亭金馬
(著)
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