“鳧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けり88.9%
かも5.6%
ふ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御免(ごめん)を蒙(こうむ)ってまた床に潜り込んでいたら、一時間ばかりしてまた電話が来て「今のはデマだったそうだから」という話で鳧(けり)がついた。
流言蜚語 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
欧州中古石蜐(かめのて)が鳧(かも)になると信じわが邦で千鳥が鳥貝や玉珧(たいらぎ)に化すと言うごとく蛤類の肉が鳥形にやや似居るから生じた迷説だが
筧(かけひ)の水音を枕に聞く山家(やまが)の住居。山雨常に来るかと疑う渓声(けいせい)の裡(うち)。平時は汪々(おうおう)として声なく音なく、一たび怒る時万雷の崩るゝ如き大河の畔(ほとり)。裏に鳧(ふ)を飼い門に舟を繋(つな)ぐ江湖の住居。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)