“渓声”の読み方と例文
読み方割合
けいせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯くて四里を歩(あゆ)んで、午後の一時渓声(けいせい)響く処に鼠色(ねずみいろ)の天幕(てんまく)が見えた。林君以下きながしのくつろいだ姿で迎える。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
筧(かけひ)の水音を枕に聞く山家(やまが)の住居。山雨常に来るかと疑う渓声(けいせい)の裡(うち)。平時は汪々(おうおう)として声なく音なく、一たび怒る時万雷の崩るゝ如き大河の畔(ほとり)。裏に鳧(ふ)を飼い門に舟を繋(つな)ぐ江湖の住居。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)