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汪々
ふりがな文庫
“汪々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おうおう
75.0%
わう/\
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうおう
(逆引き)
改築中で
割栗石
(
わりぐりいし
)
狼藉
(
ろうぜき
)
とした停車場を出て、
茶店
(
さてん
)
で人を雇うて、鶴子と手荷物を
負
(
お
)
わせ、
急勾配
(
きゅうこうばい
)
の崖を川へ下りた。
暗緑色
(
あんりょくしょく
)
の石狩川が
汪々
(
おうおう
)
と流れて居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
その水の
汪々
(
おうおう
)
と流れる涯には、ヘルンの夢みた
蓬莱
(
ほうらい
)
のように懐しい日本の島山がある。ああ、日本へ帰りたい。
長江游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
汪々(おうおう)の例文をもっと
(3作品)
見る
わう/\
(逆引き)
改築中で
割栗石
(
わりぐりいし
)
狼藉とした停車場を出で、
茶店
(
さてん
)
で人を雇うて、鶴子と手荷物を負はせ、急勾配の崖を川へ下りた。暗緑色の石狩川が
汪々
(
わう/\
)
と流れて居る。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
池田驛は網走線の分岐點、球燈、國旗、滿頭飾をした機關車なども見えて、眞黒な人だかりだ。汽車はこゝで乘客の大部分を下ろし、
汪々
(
わう/\
)
たる十勝川の流れに暫くは添うて東へ走つた。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
汪々(わう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
汪
漢検1級
部首:⽔
7画
々
3画
“汪”で始まる語句
汪洋
汪然
汪溢
汪克児
汪
汪叡
汪頴
汪楫
汪淇
汪清
“汪々”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
幸田露伴
芥川竜之介