トップ
>
汪溢
ふりがな文庫
“汪溢”の読み方と例文
読み方
割合
おういつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おういつ
(逆引き)
眼を開くと、われながら驚いたくらい、自分の身内に突然ある異常な精力の
汪溢
(
おういつ
)
するのを感じて、いちはやく
跳
(
は
)
ね起きて着換えを済ました。
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
人は遠く現代から吉野時代を望見して、大観的に吉野方を悲惨と規定する故に、吉野朝廷の歌に異常な生活の変質と生気の
汪溢
(
おういつ
)
を感じたくなるのである。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
これらの遊戯や儀式が栄えた時代は、元気と活力が
汪溢
(
おういつ
)
していて、ひとびとの人生のたのしみ方は粗野だったが、心のそこから元気いっぱいにやったのだ。
クリスマス
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
汪溢(おういつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“汪溢”の意味
《名詞》
汪 溢(おういつ 別表記:横溢)
水がいっぱいになるほどみなぎること。
気力などがあふれるほどに盛んなこと。
(出典:Wiktionary)
汪
漢検1級
部首:⽔
7画
溢
漢検準1級
部首:⽔
13画
“汪”で始まる語句
汪洋
汪々
汪然
汪克児
汪
汪叡
汪頴
汪楫
汪淇
汪清
“汪溢”のふりがなが多い著者
風巻景次郎
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
ワシントン・アーヴィング
太宰治