“みゆるし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
容赦14.3%
大赦14.3%
御免14.3%
御海容14.3%
御裁可14.3%
御認可14.3%
赦免14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少女はあなたの『容赦みゆるし』の爽々すがすがしさにむしやぶりついたのでございますが
あなたの容赦みゆるしは冷たいものでございました、おやシオンの女王様よ!
そしてわれらのとなえる“天ニカワッテ道ヲ行ウ”その志を遂げるには、天子の大赦みゆるしをえて、勅の下に働かねば、どうしても、誠の働きは発揮しえないからでもあるのだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たふすの嘆なき能はず夫等は偏へに御海容みゆるしを乞ふのみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「……では。後伏見、花園の二上皇の御裁可みゆるしも」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「昨日、執権御直々ごじきじきに伺ったが、このたびは、かねて内々の御縁談が、いよいよ、公儀の御認可みゆるしとも相成ったよし、なんともめでたいことと、共におよろこび申しておる」
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ロレ はて、明白はっきり素直すなほ被言おッしゃれ。懺悔ざんげなぞのやうであると、赦免みゆるしなぞのやうなことにならう。