“たいしや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
代赭50.0%
大赦16.7%
大社16.7%
赭色16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然しここの生活だけは乳金、代赭たいしや群青ぐんじやうの外にエメロオド、ロオズマツダア等を納れ得るのである。あの布を干す二三人の群を目の粗いカンヷスに取つたらさぞ愉快の事だらう。
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
相續さうぞくなさしめ銀五郎と名乘今に繁昌はんじやうなしけるぞお早親子は年立て後上の大赦たいしやに逢ひ島より歸りしが傳吉之れもあはれみ厚く世話なせしに惡人あくにんのお早親子も傳吉がとくかんじ先非を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
賞感しやうかんあらせられし事成ればすぐに此大赦たいしやうちへ加へられつひに御免にてとほき八丈島より歸國にこそは及びけれ依て六右衞門へ引渡ひきわたしに相成其後三河町伊勢屋五兵衞にも追々おひ/\取年とるとしにて養子やうし千太郎死去に及びたるより家を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
人民じんみんいへなどはたいていやはりむかしのまゝのかたちつくられたとおもはれますし、ことに伊勢大神宮いせだいじんぐう出雲いづも大社たいしやのような神社じんじや
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
赭色たいしやになりてはすの茎ばかり情無う立てる間に、世を忍びの白鷺が徐〻そろりと歩む姿もをかしく、紺青色に暮れて行くそらに漸くひかり出す星を脊中に擦つて飛ぶ雁の
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)