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引渡
ふりがな文庫
“引渡”の読み方と例文
読み方
割合
ひきわた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきわた
(逆引き)
おまけに一人の
親仁
(
おやじ
)
なぞは、
媽々衆
(
かかしゅう
)
が
行水
(
ぎょうずい
)
の間、
引渡
(
ひきわた
)
されたものと見えて、
小児
(
こども
)
を一人
胡坐
(
あぐら
)
の上へ抱いて、
雁首
(
がんくび
)
を
俯向
(
うつむ
)
けに
銜
(
くわ
)
え
煙管
(
ぎせる
)
。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
盡
(
つく
)
すべしと
厚
(
あつ
)
く
諭
(
さと
)
されし上早速其所の地主嘉兵衞と其
家主
(
いへぬし
)
を呼寄られ城富を
引渡
(
ひきわた
)
しとなり
隨分
(
ずゐぶん
)
心付けつかはすべき由申付けられけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「え? ——お前さん、
確
(
しっか
)
りして下さいよ。あんな二本差なんか、芋侍に
引渡
(
ひきわた
)
しさえすれば、それでお仕舞なんだから」
芳年写生帖
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
引渡(ひきわた)の例文をもっと
(7作品)
見る
“引渡(引渡し)”の解説
引渡し(ひきわたし)とは、占有者の意思に基づく占有移転を言う。すなわち、現在自分の占有している物又は人を、他人の占有下に移転させることをいう。以下、日本法における引渡しについて記述する。
民法について以下では、条数のみ記載する。
(出典:Wikipedia)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
“引渡”のふりがなが多い著者
ウィリアム・シェークスピア
石河幹明
押川春浪
作者不詳
泉鏡花
岡本綺堂
野村胡堂