“御裁可”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごさいか66.7%
みゆるし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうだ、これはどうしても頭領に届けでるほかはない。一刻も早く届け出でて、その御裁可ごさいかを得ておく。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
と云つてゐる。芸術は御裁可ごさいかに及ばずとも、変遷してしまふのに違ひない。その点は君に同感である。
解嘲 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「……では。後伏見、花園の二上皇の御裁可みゆるしも」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)