“御裁許”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごさいきょ50.0%
ごさいきよ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御裁許ごさいきょ役所の少し手前に、水の深いふちがあった。甲斐はそこへいって、釣りの支度をし、乾いた流木に腰をおろして、糸を垂れた。
かうむり御吟味あきらかなる而已のみならず御仁慈じんじの程まことに以て恐れ入奉つる何さま世間のうはさに相違も之無き賢明けんめいの御奉行なり其御裁許ごさいきよあづかること此身の本望ほんまうと申すべしかへす/″\も私しの惡行今更後悔仕つり候然る上は三五郎女房にようばうふみ元栗橋の隱亡をんばう彌十等私しへかゝり合の者共の儀は私し故に罪科ざいくわも蒙り候ことゝ存じ奉つるに付わたくし身分は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)