トップ
>
空缶
>
あきくわん
ふりがな文庫
“
空缶
(
あきくわん
)” の例文
旧字:
空罐
頭のなかは
空缶
(
あきくわん
)
のやうに
空
(
から
)
つぽだつたから、演説は一言一句その儘に入つて往つたが、几帳面な汽車の時間表は、首相の演説にも少しも
容捨
(
ようしや
)
はしなかつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
タフト氏はぶつ/\
呟
(
ぼや
)
きながら、動物園の獣のやうに大きな顔を列車の窓から出して、
其辺
(
そこら
)
を見まはしたが、ビスケツトの
空缶
(
あきくわん
)
のやうな
小
(
ち
)
つぽけな
停車場
(
ていしやぢやう
)
には
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
缶
常用漢字
中学
部首:⽸
6画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手