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缶
ふりがな文庫
“缶”のいろいろな読み方と例文
旧字:
罐
読み方
割合
かん
91.3%
ほとぎ
4.3%
くわん
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かん
(逆引き)
缶
(
かん
)
の壁があまりに強く振動するものだから、其のうちにとうとう、密着していた飯粒が
剥
(
は
)
がれてポロリと下に落ちてくるのである。
振動魔
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
缶(かん)の例文をもっと
(21作品)
見る
ほとぎ
(逆引き)
缶
(
ほとぎ
)
は瓦器にして酒を盛る者なるを、
秦
(
しん
)
人はこれを撃て楽器となすとかや。五車の書といふこと支那の故事を引きたれば、脇もまた
缶
(
ほとぎ
)
といふ支那の楽器を引用したるなり。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
缶(ほとぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
くわん
(逆引き)
其外にやすりと
小刀
(
ないふ
)
と
襟飾
(
えりかざり
)
が一つ落ちてゐる。
最後
(
さいご
)
に
向
(
むかふ
)
の
隅
(
すみ
)
を見ると、三尺位の
花崗石
(
みかげいし
)
の台の上に、
福神漬
(
ふくじんづけ
)
の
缶
(
くわん
)
程な込み入つた器械が乗せてある。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
缶(くわん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“缶”の意味
《名詞》
(カン 「罐」の略体)食品や飲料物を密閉して長期間保管するために、作られた金属の容器。
(出典:Wiktionary)
“缶”の解説
缶・罐(かん)とは、金属製の容器。材料により、ブリキ缶、スチール缶、アルミ缶などに分かれる。
(出典:Wikipedia)
缶
常用漢字
中学
部首:⽸
6画
“缶”を含む語句
汽缶
空缶
缶詰
一缶
汽缶車
石油缶
缶切
薬缶
薬缶頭
大薬缶
銅薬缶
角缶
薬缶抔
茶缶阿婆
茶缶婆
缶詰中毒
缶入
爛缶
汽缶室
椀缶
...
“缶”のふりがなが多い著者
火野葦平
淡島寒月
壺井栄
梅崎春生
南方熊楠
夏目漱石
谷崎潤一郎
宮沢賢治
正岡子規
海野十三