トップ
>
薬缶頭
ふりがな文庫
“薬缶頭”の読み方と例文
読み方
割合
やかんあたま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やかんあたま
(逆引き)
その間に有楽座へ行ったり、落語を聞いたり、友達と話したり、往来を歩いたり、いろいろやったが、いずれも
薬缶頭
(
やかんあたま
)
を
攫
(
つか
)
むと同じ事で、世の中は少しも手に握れなかった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
これでも昔は
内芸者
(
うちげいしゃ
)
ぐらいやったと云うを鼻に掛けて、
臆面
(
おくめん
)
もなく三味線を腰に結び付け、片肌脱ぎで大きな口を
開
(
あ
)
いて唄う其の
後
(
あと
)
から、茶碗を叩く
薬缶頭
(
やかんあたま
)
は、赤手拭の
捩
(
ねじ
)
り鉢巻、
一群
(
ひとむれ
)
大込
(
おおごみ
)
の
後
(
うしろ
)
から
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私のようにどこか突き抜けたくっても突き抜ける訳にも行かず、何か
掴
(
つか
)
みたくっても
薬缶頭
(
やかんあたま
)
を掴むようにつるつるして
焦燥
(
じ
)
れったくなったりする人が多分あるだろうと思うのです。
私の個人主義
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
薬缶頭(やかんあたま)の例文をもっと
(5作品)
見る
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
缶
常用漢字
中学
部首:⽸
6画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“薬缶”で始まる語句
薬缶
薬缶抔
検索の候補
薬缶
大薬缶
薬缶抔
銅薬缶
典薬頭
薬鑵頭
薬罐頭
“薬缶頭”のふりがなが多い著者
夏目漱石
三遊亭円朝