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臆面
ふりがな文庫
“臆面”の読み方と例文
読み方
割合
おくめん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくめん
(逆引き)
身をせめて深く
懺悔
(
ざんげ
)
するといふにもあらず、唯
臆面
(
おくめん
)
もなく身の耻とすべきことどもみだりに書きしるして、或時は
閲歴
(
えつれき
)
を語ると号し
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
苦
(
にが
)
い真実を
臆面
(
おくめん
)
なく諸君の前にさらけ出して、幸福な諸君にたとい一時間たりとも不快の念を与えたのは重々
御詫
(
おわび
)
を申し上げますが
現代日本の開化
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
と、ナオミはそれでも私よりは
臆面
(
おくめん
)
がなく、ジロジロ見られている中をすうッと済まして通り越して、とあるテーブルへ就きました。
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
臆面(おくめん)の例文をもっと
(71作品)
見る
“臆面”の意味
《名詞》
気後れした表情や様子。
(出典:Wiktionary)
臆
常用漢字
中学
部首:⾁
17画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“臆”で始まる語句
臆病
臆
臆測
臆病者
臆病風
臆劫
臆説
臆断
臆病心
臆斷
“臆面”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
フランツ・カフカ
徳冨蘆花
中里介山
ワシントン・アーヴィング
夏目漱石
吉川英治
ロマン・ロラン
新渡戸稲造
泉鏡花