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薬鑵頭
ふりがな文庫
“薬鑵頭”の読み方と例文
読み方
割合
やかんあたま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やかんあたま
(逆引き)
美事な
薬鑵頭
(
やかんあたま
)
でいらっしゃるそうで、独り息子の忠太郎君もまた素直に厳父の先例に従い、大学を出た頃から、そろそろ前額部が
禿
(
は
)
げはじめた。
佳日
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
コトンと、六尺棒を突く音がして、てらりとした
薬鑵頭
(
やかんあたま
)
が出てくると
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ねだる子はもらえず、ねだらぬ子が皆取る。要するに僕は腹が立つんだ。それにレーグル・ド・モー、僕は君の
禿頭
(
はげあたま
)
を見るのも心苦しい。君の
薬鑵頭
(
やかんあたま
)
と同じ
年齢
(
とし
)
かと思うと僕は屈辱を感ずるんだ。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
薬鑵頭(やかんあたま)の例文をもっと
(4作品)
見る
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
鑵
漢検1級
部首:⾦
25画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
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太宰治