“秦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しん74.1%
はた15.5%
ハタ10.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は、張良ちょうりょうしん始皇帝しこうていを、挺身襲撃した古事を、漢学によって学び、張良の強く正しい意気を、深く敬慕していたものであった。
私の歩んだ道 (新字新仮名) / 蜷川新(著)
或る日驪山荘りざんそうはたさんのところで、秋田のきりたんぽだの雪菜ゆきなだのというものを、津田つださんと二人で御馳走ごちそうになったことがあった。
南画を描く話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
飛鳥の都の始めの事、富士山の麓に、常世神トコヨガミと言ふのが現れた。ハタ河勝カハカツ対治タイヂに会ふ迄のはやり方は、すばらしいものであつたらしい。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)