“対治”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいぢ50.0%
タイヂ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは開化を輸入するには物質窮理の学を先づ輸入せねばならぬから、兆民は当時『理学』とつてゐる哲学をも輸入したが、いきほひ『奇蹟』を対治たいぢする立場にあつた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
飛鳥の都の始めの事、富士山の麓に、常世神トコヨガミと言ふのが現れた。ハタ河勝カハカツ対治タイヂに会ふ迄のはやり方は、すばらしいものであつたらしい。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)