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秦
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ハタ
ふりがな文庫
“
秦
(
ハタ
)” の例文
飛鳥の都の始めの事、富士山の麓に、
常世神
(
トコヨガミ
)
と言ふのが現れた。
秦
(
ハタ
)
ノ
河勝
(
カハカツ
)
の
対治
(
タイヂ
)
に会ふ迄のはやり方は、すばらしいものであつたらしい。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
「欽明紀」の
秦
(
ハタ
)
ノ
大津父
(
オホツチ
)
が二狼の相闘うを止めた記事は、狼に関する最初の文献というべく、其時の大津父の言葉に「汝是
貴神
(
カシコキカミ
)
にて云々」とあるから
二、三の山名について
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
秦
(
ハタ
)
ノ
河勝
(
カハカツ
)
の壺・桃太郎の桃・
瓜子姫子
(
ウリコヒメコ
)
の瓜など皆、水によつて漂ひついた事になつてゐる。だが此は、常世から来た神の事をも含んであるのだ。
若水の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
人形が古代になかつたと言ふ様な、漠とした気分を起させる原因は、其最初の製作と演技が、聖徳太子・
秦
(
ハタ
)
ノ
河勝
(
カハカツ
)
に附会せられて居る為である。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
秦
(
ハタ
)
ノ
河勝
(
カハカツ
)
が世人から謳はれた「神とも神と聞え来る常世の神」を懲罰した其事件の本体なる常世神は、長さ四寸程の緑色で、黒い斑点のあつた虫だつたとある。
古代生活の研究:常世の国
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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聖徳太子と相並んで、日本の民間芸術の始めての着手者と考へられて来た
秦
(
ハタ
)
ノ
河勝
(
カハカツ
)
は、伝説的に潤色せられたところの多い人である。昔、三輪川を流れ下つた甕をあけてみると、中から子どもが出た。
桃の伝説
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“秦”の解説
歴史学/東洋史中国
秦(しん、Qín、紀元前905年 - 紀元前206年)は、中国の王朝である。周代・春秋時代・戦国時代にわたって存在し、紀元前221年に史上初めて中国全土を統一、紀元前206年に滅亡した。統一から滅亡までの期間を秦朝、秦代と呼ぶ。紀元前221年に中国史上初めて天下統一を果たした王の姓は、氏は趙。統一時の首都は咸陽。
(出典:Wikipedia)
秦
漢検準1級
部首:⽲
10画
“秦”を含む語句
秦王
太秦
秦淮
秦野
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彊秦
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