“おほかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大方92.3%
大概3.1%
多數1.5%
大分1.5%
概略1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わびしさ……侘(わび)しいと言(い)ふは、寂(さび)しさも通越(とほりこ)し、心細(こゝろぼそ)さもあきらめ氣味(ぎみ)の、げつそりと身(み)にしむ思(おもひ)の、大方(おほかた)、かうした時(とき)の事(こと)であらう。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
と云(いふ)に幸八は委細(ゐさい)承知(しようち)なしシテ又親方何處迄(どこまで)御出と聞(きく)に藤八は然(され)ばサ先は確(しか)と知れぬが大概(おほかた)箱根前後(ぜんご)位(ぐらゐ)と思へば能(よし)と云を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
既(すで)に夜(よる)深(ふか)く、加(くわ)ふるに當夜(このよ)は浪(なみ)穩(おだやか)にして、船(ふね)に些(いさゝか)の動搖(ゆるぎ)もなければ、船客(せんきやく)の多數(おほかた)は既(すで)に安(やす)き夢(ゆめ)に入(い)つたのであらう、たゞ蒸滊機關(じようききくわん)の響(ひゞき)のかまびすしきと
指(さし)て立ち出でたり然るに重四郎の段右衞門は暫(しばら)くの足休(あしやす)めと思ひの外(ほか)見世(みせ)の繁昌(はんじやう)大分(おほかた)ならず何不足も無き身分と成しかば一生涯(しやうがい)此家(ここ)にて我は終らんと其後は惡事も成(なさ)ず暮しけるが或日表(おもて)の方より來りて旦那は御家にかと問者(とふもの)あるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
概略(おほかた)藤五郎の事成(なら)んが大岡殿の仁心(じんしん)にて藤五郎家來と申越れしと見えたりとて早速(さつそく)用人の伴(ばん)佐(すけ)十郎と言者(いふもの)越前守殿役所へ罷出ければ越前守殿佐十郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)