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大概
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おほかた
「ハツハツヽヽヽ
大概そんなことだらうと酒を持て來たのだ、飮みな/\
私が歌つてやる!」と徳二郎は既に醉つて居るらしい。
と
云に幸八は
委細承知なしシテ又親方
何處迄御出と
聞に藤八は
然ばサ先は
確と知れぬが
大概箱根
前後位と思へば
能と云を
睨み付猶何とか申たならば又私しをも
手討に致しさうな
勢ひなりしと云ば大岡殿夫は
何時頃手討に成し樣子なるやと有に吉兵衞ハイ
何時頃で御座りますか日も申
聞られず
大概海川へでも死骸を
好み候故
當時武家の奉公致し候と言ければ越前守殿
能こそ有體に申たり尤も其方が言はずとも汝が
素性は
大概知れたり此上は何事も
包まず明白に申せ
若僞らば爲にならぬぞシテ農人の
悴なれども
武邊を
“大概”の意味
《名詞・形容動詞》
大要。概略。あらまし。
凡そのもの、大部分。
一般的。普通。よくあることがら。
いい加減。ほどほど。
それなりにひどいさま。かなり悪いさま。
《形容動詞》
一般的に、ほとんど。
多分、おそらく。
すっかり。
そのくらいで、そろそろ。
(出典:Wiktionary)