大概おほかた)” の例文
「ハツハツヽヽヽ大概おほかたそんなことだらうと酒を持て來たのだ、飮みな/\わしが歌つてやる!」と徳二郎は既に醉つて居るらしい。
少年の悲哀 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
いふに幸八は委細ゐさい承知しようちなしシテ又親方何處迄どこまで御出ときくに藤八はさればサ先はしかと知れぬが大概おほかた箱根前後ぜんごぐらゐと思へばよしと云を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
にらみ付猶何とか申たならば又私しをも手討てうちに致しさうないきほひなりしと云ば大岡殿夫は何時頃いつごろ手討てうちに成し樣子なるやと有に吉兵衞ハイ何時頃いつごろで御座りますか日も申きけられず大概おほかた海川へでも死骸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
好み候故當時たうじ武家の奉公致し候と言ければ越前守殿よくこそ有體に申たり尤も其方が言はずとも汝が素性すじやう大概おほかた知れたり此上は何事もつゝまず明白に申せもしいつはらば爲にならぬぞシテ農人のせがれなれども武邊ぶへん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)