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手討
ふりがな文庫
“手討”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てうち
83.3%
てう
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てうち
(逆引き)
「そこにおる婢が、無礼を働きましたから、
手討
(
てうち
)
にいたしかけたところが、逃げて来ました。その婢を渡してくだされ、手討にいたします」
水面に浮んだ女
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
午前
(
ひる
)
少しく前のほど、用人の死骸を
発見
(
みいだ
)
したる者ありて、上を下へとかへせしが、主人は少しも騒ぐ色なく、「
手討
(
てうち
)
にしたり」とばかりにて、
手続
(
てつゞき
)
を経てこと果てぬ。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
手討(てうち)の例文をもっと
(5作品)
見る
てう
(逆引き)
泣きながら
城内
(
じょうない
)
へついてきた
娘
(
むすめ
)
も、その百姓も、ちょうど
酒宴
(
しゅえん
)
をしていた
長安
(
ながやす
)
のよい
酒
(
さけ
)
の
興味
(
きょうみ
)
になって
無慈悲
(
むじひ
)
な
手討
(
てう
)
ちにあって殺されたが、その
死骸
(
しがい
)
を投げすてられたと聞くこの
濠
(
ほり
)
へ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手討(てう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“手討”の解説
『手討』(てうち)は、1963年に大映が配給した、田中徳三監督による時代劇映画で、主演は市川雷蔵。岡本綺堂原作の『お菊と播磨(番町皿屋敷)』を映像化したものである。
やむを得ず、愛するものを自ら手にかけることになった侍の悲恋の物語である。
(出典:Wikipedia)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
討
常用漢字
小6
部首:⾔
10画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
検索の候補
討手
御手討
“手討”のふりがなが多い著者
新渡戸稲造
作者不詳
吉川英治
泉鏡花
田中貢太郎
野村胡堂