“手続”のいろいろな読み方と例文
旧字:手續
読み方割合
てつづき64.3%
てつづ21.4%
てつゞき14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若者わかものこころよけ、ただちにその準備したくにかかりました。もっと準備したくってもべつにそううるさい手続てつづきのあるのでもなんでもございませぬ。
かくんな手続てつづきでうまれたのでございますから、天狗てんぐというものは全部ぜんぶ中性ちゅうせい……つまり男性だんせいでも、また女性じょせいでもないのでございます。
午前ひる少しく前のほど、用人の死骸を発見みいだしたる者ありて、上を下へとかへせしが、主人は少しも騒ぐ色なく、「手討てうちにしたり」とばかりにて、手続てつゞきを経てこと果てぬ。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)