“討手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うって80.0%
うつて15.0%
うちて5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時犬山城の石川備前は木曾へ討手(うって)を差し向けたが、木曾の郷士らが皆徳川方の味方をすると聞いて、激しくも戦わないで引き退いた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
むかしから、落人(おちうど)は七騎(しちき)と相場(さうば)は極(きま)つたが、これは大國(たいこく)へ討手(うつて)である。五十萬石(ごじふまんごく)と戰(たゝか)ふに、切(きり)もち一(ひと)つは情(なさけ)ない。が、討死(うちじに)の覺悟(かくご)もせずに、血氣(けつき)に任(まか)せて馳向(はせむか)つた。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
果てなき原の草の上、巌角(いわかど)するどき険崖(がけ)の際(きわ)、鉄の蹄(ひづめ)の馬立てて、討手(うちて)に進む我が心
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)