“険崖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がけ50.0%
けんがい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
果てなき原の草の上、巌角いわかどするどき険崖がけきわ、鉄のひづめの馬立てて、討手うちてに進む我が心
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
一行が準備じゆんびせらるる十日間の食糧しよくれう到底とうてい其目的そのもくてきを達せず、ことに五升ばかりの米をふをめいぜられて此深山しんざん険崖けんがい攀躋はんさいする如きは、拙者のあたはざる所なりと、だんじて随行をこばむ、衆相かへりみて愕然がくぜんたり
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)