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険相
ふりがな文庫
“険相”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けんそう
50.0%
けんさう
25.0%
ケン
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんそう
(逆引き)
娘も
阿爺
(
おやじ
)
に対するときは、
険相
(
けんそう
)
な顔がいとど険相になるように見える。どうしても普通の親子ではない。——自分はこう考えて寝た。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
険相(けんそう)の例文をもっと
(2作品)
見る
けんさう
(逆引き)
小汚
(
こぎたな
)
い六畳の部屋で、せいせい云つて寝てゐる
険相
(
けんさう
)
な顔付を考へると、何にもかも嫌になつてしまふ。
公判
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
険相(けんさう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ケン
(逆引き)
晩年によつた十年足らずの程は、目かどにとげが見えてもうよほど、
険相
(
ケン
)
が出て来た。紙治などは、見馴れた要処々々の顔つきまで覚えてゐる人々が多かつた。
街衢の戦死者:――中村魁車を誄す――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
険相(ケン)の例文をもっと
(1作品)
見る
険
常用漢字
小5
部首:⾩
11画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
“険”で始まる語句
険
険呑
険悪
険阻
険難
険岨
険峻
険隘
険崖
険突
“険相”のふりがなが多い著者
平出修
久生十蘭
夏目漱石
折口信夫