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険悪
ふりがな文庫
“険悪”の読み方と例文
旧字:
險惡
読み方
割合
けんあく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんあく
(逆引き)
険悪
(
けんあく
)
な実状にあったので、とうとう二日まえの十月十六日の夜、織田軍へ
諜
(
しめ
)
し合わせる
遑
(
いとま
)
もなく、無断で城中の一隅から火の手をあげてしまった。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
年の頃は五十あまり、眉と眉の間に、一線、刻んだような深い傷のあるのが、たださえあんまり
柔和
(
にゅうわ
)
でない先生の顔を、ことごとく
険悪
(
けんあく
)
に見せている。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
議長さえ、まだそれほどの
険悪
(
けんあく
)
な事態の中にあるとは考えないで、爆裂音を身近くに聞いたことを
興
(
きょう
)
がっている。
今昔ばなし抱合兵団:――金博士シリーズ・4――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
険悪(けんあく)の例文をもっと
(17作品)
見る
険
常用漢字
小5
部首:⾩
11画
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
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