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険岨
ふりがな文庫
“険岨”の読み方と例文
読み方
割合
けんそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんそ
(逆引き)
そのあたりは
険岨
(
けんそ
)
で馬に
騎
(
の
)
っていくことができないので、馬を下男にわたして帰し、独りになって、うねりくねった山路を越えていった。
成仙
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
関所で駕籠乗物の用意をするというのを
謝絶
(
ことわ
)
って、やはり馬で行きました。
険岨
(
けんそ
)
な道へかかったら馬から下りて歩くと言って出て行きました。
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
道もない
険岨
(
けんそ
)
な山を
掻
(
か
)
きわけて登り、水の音を聞いてこの谷に降りて来た。
藪
(
やぶ
)
と木の根を伝い、岩をとび越えまた水の中を押し渡り、
砂礫
(
されき
)
を踏みつけた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
険岨(けんそ)の例文をもっと
(8作品)
見る
険
常用漢字
小5
部首:⾩
11画
岨
漢検準1級
部首:⼭
8画
“険”で始まる語句
険
険呑
険悪
険阻
険難
険峻
険相
険隘
険崖
険所
“険岨”のふりがなが多い著者
河口慧海
本庄陸男
蒲 松齢
柳田国男
中里介山
永井荷風
小川未明