“うちて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打人42.9%
作者14.3%
打手14.3%
撻者14.3%
討手14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さすがは多くの女ども、見飽きたまひし旦那の御鑑識めがねほどありてと、御容貌きりやうには誰も点の打人うちてなきに、旦那様も御満足の、その当座こそ二世も三世も、浮気はせまいと心の錠。
今様夫婦気質 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
零点イヤなのかい……ウーム。驚いたよ。お前は知っているのかい作者うちてを……」
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「それあ、あんな拙い時に、鴨など狙ったから、掻っさらえなかったのさ。だがお前、あの少佐を、相当な打手うちてだとでも思ってるのかい?」
右を見ればあらたなる憂ひ、新なる苛責、新なる撻者うちて第一のボルジヤに滿てり 二二—二四
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
果てなき原の草の上、巌角いわかどするどき険崖がけきわ、鉄のひづめの馬立てて、討手うちてに進む我が心
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)