“城内”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうない57.1%
じやうない28.6%
しろうち14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうすっかり、竹童を旅の独楽まわしと思っているので小姓こしょうたちは、城内じょうないで聞きかじっていたことを、みんなベラベラしゃべってしまった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三日みつかあひだ城内じやうないりでございまして、やうや歸宅きたくいたしますと町方まちかた病家びやうかから、見舞みまひ催促さいそくるやうで、其處そこをどうにかけてまゐりました。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
端に近づくに、城内しろうち矢留やどみ両小学校の生徒、既に旧藩侯邸の前に整列して我が一行を迎ふるあり。雨中三時間の余も佇立したりきと。
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)