“矢留”の読み方と例文
読み方割合
やどみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
端に近づくに、城内しろうち矢留やどみ両小学校の生徒、既に旧藩侯邸の前に整列して我が一行を迎ふるあり。雨中三時間の余も佇立したりきと。
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
子らよ見よ、われかくかける、かのわらべ、かく今翔る。空はよ、皆飛ぶべし、山河よ越えむに、時なし、またたく間ぞ、なりかぶら矢留やどみの子ら、いざやきほひ、土たたら踏み飛べや。
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
矢留やどみもてに書く子ら見れば白光びやくくわうつよしヤの字一つ書く
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)