“白光”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はっこう20.0%
びゃっこう20.0%
びやくくわう20.0%
しろびか11.4%
しろびかり11.4%
はかう2.9%
はくこう2.9%
はつこう2.9%
びゃくくわう2.9%
びゃくこう2.9%
(他:1)2.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“白光”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 詩歌0.8%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
今は秋。林の中は芒明すすきあかりといいたいくらい、ボウと白光はっこう花叢はなむらがほのかである。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、背すじへのぞんで、助広の白光はっこうを一りなぎつけたが、崖に等しい傾斜であり、灌木の小枝に邪魔されて、行き方少し軽かったか、
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日のかッと当る時は、まばゆいばかり、金剛石ダイヤモンド指環ゆびわから白光びゃっこうを射出す事さえあるじゃありませんか。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
天女にも五すいそうの悲しみはあるというが、花のこずえは、いくら散っても散っても衰えないで、大地に空に、クルクルクルクル白光びゃっこうの渦を描いてめぐる。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
矢留やどみもてに書く子ら見れば白光びやくくわうつよしヤの字一つ書く
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
不二ヶ嶺は七面ななも八峰やをもつむ雪の襞ふかぶかし眩ゆき白光びやくくわう
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
この、いはんや民の骨をくだける白米、人の血を絞れるごとき古酒、といふ言葉は白米おこめが玉のやうに、白光しろびかりに光つて見える。
はげしく震動しんどうする線路せんろでも、ある時間じかんは、きわめてしんとして、つめたく白光しろびかりのする鋼鉄こうてつおもて
雲と子守歌 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それでもその小さな子は空が紫色むらさきいろがかった白光しろびかりをしてパリパリパリパリと燃えて行くように思ったんだ。
風野又三郎 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
柵の中に積んだ石炭が見える、妙に白光しろびかりに光って、夜になるとあおく燃えそう。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
白光はかう小鳥ことりにゆるゝごと
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
わめくと同時に、気の早い風間兵太郎が、その壺のほうへ走り出そうとした瞬間、左膳の長身が、床を蹴って躍り上がったかと思うと、左手がぐっと伸びて、枯れ枝の刀架けからそのまま白光はくこうを噴き出したのは、左膳自慢の豪刀濡れ燕……!
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ここに空山くうざんいかづち白光はつこうを放ちてくづれ落ちたるかとすさまじかり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
あの灰色はひいろあさいともはう、ありゃ嫦娥シンシヤひたひから照返てりかへ白光びゃくくわうぢゃ。
——しずくばかりの音もせず——獅子はひとえに嬰児みどりごになった、白光びゃくこうかしらで、緑波りょくはは胸をいだいた。
春昼後刻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
吾が近眼にはよくも見えねど、何やらん白繻子しろじゆすやはらかき白毛のふちとりたる服装して、牙柄がへいの扇を持ち、頭のうごく毎にきら/\光るは白光プラチナの飾櫛にや。
燕尾服着初めの記 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)