“はっこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
醗酵40.4%
薄倖21.3%
白光8.5%
発向7.4%
白虹7.4%
八荒3.2%
発酵2.1%
薄幸2.1%
八紘1.1%
八講1.1%
発行1.1%
白溝1.1%
白紅1.1%
白膏1.1%
薄光1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一体この部屋は二人で寝てさえ狭苦しい上に、ナオミの肌や着物にこびりついている甘い香と汗のとが、醗酵したようにっている。
痴人の愛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
だが、そのうちにも何としても堪え難い目に遭ってつく/″\身の薄倖を嘆かずにはいられなくなりました。それはこうです。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
私はその子の麦稈帽を軽くたたいた。かの小さな美しい城の白光していつまでこのおさない童子の記憶にるであろうか。そしてあの蒼空が、雲の輝きが。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
直ちに幕下へ発向の触れをまわして、兵数も増して五千余騎となし、夜と共に出で立つ準備にとりかかった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
閃めく白虹。間一髪に才蔵は飛んで、姿は宙に消えてしまった。と、その瞬間に白狼して飛びかかる。それをして颯と切る。——ウオと一声吠えながら、のように地に転がる。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼らは驀地に進み了して曠如吾家に帰り来りたる英霊漢である。天上を行き天下を行き、行き尽してやまざる気魄が吾人の尊敬にせざる以上は八荒に尊敬すべきものは微塵ほどもない。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
小春日和さったらない。白い壁をめぐらした四角い部屋の中に机を持ちこんで、ボンヤリとをついている。もう二時間あまりもこうやっている。身体がジクジクと発酵してきそうだ。
(新字新仮名) / 海野十三(著)
薄幸な天才シューベルトに辛かりしことをひしひしと後悔した。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
あの上に日章旗を押したててね、(高い山から谷底見れば——)の一つも歌ってさ、皇国の光を八紘に輝やかさではおくべきや、エンサカホイ、ってわけなんだよ。……どう、わかったかい。
寂照が願文を作って、母の為めに法華八講を山崎の宝寺にし、愈々本朝を辞せんとした時は、法輪んに転じて、情界に風立ち、随喜結縁する群衆数を知らず、車馬填咽して四面を成し
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
諭吉は、さらに明治十五(一八八二)に、「時事新報」という新聞発行し、政治教育外交軍事婦人もんだいなどについて、論文をのせました。
しかし曹操はこの期間に、数万の人夫を動員して、淇水の流れをひいて白溝へ通じる運河の開鑿を励ましていた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その一角と一角とが、いまや入り乱れて、み合っていた。折々、喊声は天をふるわし、鎗刀の光は日にかがやいて白い。どよめく度に、白紅の旗や黄緑は嵐のように揺れに揺れている。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ちょっと弁吉の悪戯だというのである。三聖酢をなむる図を浮彫にした如意がある。見ると、も、眉も浮出ているが手を触ると、何にもない、木理滑かなること白膏のごとし。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
上陸るとすぐ泰軒とも別れて腰の坤竜丸を守って街路に朝を待ったが……あかつきの薄光とともに心に浮かんだのが、この千住竹の塚に住むお兼母子のことであった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)