峠の手毬唄とうげのてまりうた
やぐら峠は七曲り 谷間七つは底知れず 峰の茶屋まで霧がまく……。 うっとりするような美しい声がどこからかきこえてくる。 夜はとうにあけているが、両方から切立った峰のせまっているこの山峡は、まだかすかに朝の光が動きはじめたばかりで、底知れぬ谷 …
作品に特徴的な語句
あやまち 牡鹿おが 湯沢ゆざわ かす 御国おくに きびす 水汲みずくみ かたち 郭公ほととぎす ゆす 院内いんない なまり つま ひき 断崖きりぎし 螺鈿らでん おお 蕗餅ふきもち かげ 薩摩さつま 笹藪ささやぶ ふた 茶釜ちゃがま 茫然ぼうぜん おく ひざ 脱兎だっと 股立ももだち ひも いたち ひらめ つかまつ 鹿島かしま 駕籠かご 飛礫つぶて 飛沫しぶき 頂戴ちょうだい むち さや 行燈あんどん こおり 道傍みちばた 蹴落けおと ひづめ 谿谷けいこく 谿流けいりゅう たすき はかま そで うた つか 慇懃いんぎん まわ けわ 岩崎いわさき 山峡やまかい 大股おおまた あざけ 商人あきんど 唄声うたごえ 攘夷じょうい たた 反古ほご くりや ひる 千仞せんじん やいば 出羽でわ 凱歌がいか 佐竹さたけ ひのき 立塞たちふさ 真槍しんそう まゆ 白虹はっこう 焚木たきぎ 溜息ためいき まり くぬぎ かさ やり 最上もがみ いとま 旦那だんな 日和ひより 新庄しんじょう 断乎だんこ 文匣ふばこ