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『峠の手毬唄』
ふりがな文庫
『
峠の手毬唄
(
とうげのてまりうた
)
』
やぐら峠は七曲り 谷間七つは底知れず 峰の茶屋まで霧がまく……。 うっとりするような美しい声がどこからかきこえてくる。 夜はとうにあけているが、両方から切立った峰のせまっているこの山峡は、まだかすかに朝の光が動きはじめたばかりで、底知れぬ谷 …
著者
山本周五郎
初出
「少女倶楽部増刊号」大日本雄辯會講談社、1939(昭和14)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約24分(500文字/分)
朗読目安時間
約40分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
過
(
あやまち
)
牡鹿
(
おが
)
湯沢
(
ゆざわ
)
霞
(
かす
)
御国
(
おくに
)
踵
(
きびす
)
水汲
(
みずくみ
)
容
(
かたち
)
郭公
(
ほととぎす
)
揺
(
ゆす
)
院内
(
いんない
)
訛
(
なまり
)
爪
(
つま
)
疋
(
ひき
)
断崖
(
きりぎし
)
螺鈿
(
らでん
)
蔽
(
おお
)
蕗餅
(
ふきもち
)
蔭
(
かげ
)
薩摩
(
さつま
)
笹藪
(
ささやぶ
)
蓋
(
ふた
)
茶釜
(
ちゃがま
)
茫然
(
ぼうぜん
)
臆
(
おく
)
膝
(
ひざ
)
脱兎
(
だっと
)
股立
(
ももだち
)
紐
(
ひも
)
鼬
(
いたち
)
閃
(
ひらめ
)
仕
(
つかまつ
)
鹿島
(
かしま
)
駕籠
(
かご
)
馴
(
な
)
飛礫
(
つぶて
)
飛沫
(
しぶき
)
頂戴
(
ちょうだい
)
鞭
(
むち
)
鞘
(
さや
)
行燈
(
あんどん
)
郡
(
こおり
)
道傍
(
みちばた
)
蹴落
(
けおと
)
蹄
(
ひづめ
)
谿谷
(
けいこく
)
谿流
(
けいりゅう
)
襷
(
たすき
)
袴
(
はかま
)
袖
(
そで
)
唄
(
うた
)
掴
(
つか
)
慇懃
(
いんぎん
)
廻
(
まわ
)
嶮
(
けわ
)
岩崎
(
いわさき
)
山峡
(
やまかい
)
大股
(
おおまた
)
嘲
(
あざけ
)
商人
(
あきんど
)
唄声
(
うたごえ
)
攘夷
(
じょうい
)
叩
(
たた
)
反古
(
ほご
)
厨
(
くりや
)
午
(
ひる
)
千仞
(
せんじん
)
刃
(
やいば
)
出羽
(
でわ
)
凱歌
(
がいか
)
佐竹
(
さたけ
)
檜
(
ひのき
)
立塞
(
たちふさ
)
真槍
(
しんそう
)
眉
(
まゆ
)
白虹
(
はっこう
)
焚木
(
たきぎ
)
濡
(
ぬ
)
溜息
(
ためいき
)
毬
(
まり
)
櫟
(
くぬぎ
)
笠
(
かさ
)
槍
(
やり
)
最上
(
もがみ
)
曳
(
ひ
)
暇
(
いとま
)
旦那
(
だんな
)
日和
(
ひより
)
新庄
(
しんじょう
)
断乎
(
だんこ
)
文匣
(
ふばこ
)