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唄声
ふりがな文庫
“唄声”の読み方と例文
読み方
割合
うたごえ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うたごえ
(逆引き)
霧の中から
唄声
(
うたごえ
)
が近づいて来た。馬を
曳
(
ひ
)
いた五郎吉である。彼はちらと侍たちのほうへ
嘲
(
あざけ
)
りの微笑をくれ、つんと鼻を突上げながら
峠の手毬唄
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
降りると
忽
(
たちま
)
ち、彼等の陽気な
唄声
(
うたごえ
)
が私の
耳朶
(
じだ
)
を打ちました。それもその
筈
(
はず
)
、彼等は
僅
(
わず
)
か五六歩に足らぬところを、合唱しながら拍子を取って進んで行くのです。
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
取り乱した服装の女性
嫉妬
(
しっと
)
の
化身
(
けしん
)
が二つ、あたりを見まわしながら無明の夜にのまれ去ると、あとには、立ち樹の枝に風がざわめき渡って、はなれに
唄声
(
うたごえ
)
がわいた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
唄声(うたごえ)の例文をもっと
(8作品)
見る
唄
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“唄”で始まる語句
唄
唄女
唄本
唄三味線
唄人
唄方
唄歌
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