“院内”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゐんない33.3%
いんない33.3%
うち16.7%
なか16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ所謂いはゆる人好ひとずきのするをとこで、こと院内ゐんない看護婦達かんごふたちをすぐになづけてしまうことが出來できた。
(旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
しかるに近頃ちかごろいたつて不思議ふしぎ評判ひやうばん院内ゐんないつたはつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
すんほどにのびた院内ゐんない若草わかぐさが、下駄げたやはらかくれて、つちしめりがしつとりとうるほひをつてゐる。
(旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
アンドレイ、エヒミチは院長ゐんちやうとして其職そのしよくいたのちかゝ亂脈らんみやくたいして、はたしてこれ如何樣いかやう所置しよちしたらう、敏捷てきぱき院内ゐんない秩序ちつじよ改革かいかくしたらうか。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
うはさがきか、あるひ事實じじつきか——それはとにかくがさしたのだと彼女かのぢよはあとでぢつゝかたつた——もなく彼女かのぢよ二人ふたり子供こどもともに、院内ゐんないの一わか醫者いしやしゝてゐることは公然こうぜんになつた。
(旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
山形県の最上もがみから羽後うご院内いんないへ越えようとする所の小さい停車場などもその一つであるが、ノゾキは本来野のソキすなわち境上の原野ということである。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
しかるに近頃ちかごろいたって不思議ふしぎ評判ひょうばん院内いんないつたわった。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
アンドレイ、エヒミチは院長いんちょうとしてそのしょくいたのちかかる乱脈らんみゃくたいして、はたしてこれを如何様いかよう所置しょちしたろう、敏捷てきぱき院内いんない秩序ちつじょ改革かいかくしたろうか。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「いや。ジフテリ程度の注射なら耳鼻科医せんもんでなくとも院内うちっております」
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
そして、只一つの心当りにしている客機かくざん(宿屋)をやっと見つけ出すとその院内なかへずっと進んだ、すると院内にごろごろしていた犢牛こうしのような野良犬が一番に吠えながら私をとりまく、それをどうやらこうやら追散らして、院内のぼうを一つ一つ覗いてあるいた。
怪談 (新字新仮名) / 平山蘆江(著)