“内院”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ナイヰン60.0%
いま20.0%
ないゐん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも、其四十九重シジフクヂウの寶宮の内院ナイヰンに現れた尊者の相好サウガウは、あの夕、近々と目に見た俤びとの姿を、心にめて描き顯したばかりであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
邵は客を泊めるへやに婢や媼を入れてあるので、とうとう万生を内院いまへ伴れていって泊めた。
五通 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
併しながら四十九重しじふくぢうの宝宮の内院ないゐんに現れた尊者の相好さうがうは、あの夕、近々と目に見た俤びとの姿を、心にめて描き現したばかりであつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)