“内輪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うちわ98.1%
ないりん1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内輪うちわはお前も知つての通りの火の車だから、上野の寛永寺樣に出入りの株でも賣らなければ、差迫つての千兩の工面はむづかしい。
基康 わしの前で内輪うちわの争いは、見るにえぬわい。さるこくまでに考えを決められい。猶予ゆうよはなりませぬぞ。(退場。家来つづく)
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
同じ小市民的層の内輪ないりんをめぐっていることになる。
「伸子」について (新字新仮名) / 宮本百合子(著)