“内輪話”の読み方と例文
読み方割合
うちわばなし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氏だけの内輪話うちわばなしでは、あの積極的な夫人からたとえ三日たりとも解放せられたことは寿命を数年間のばし得た結果となる由であった。
云い出す品夫の気もちが、第一わからなくて困っているんです……ですから、こんな内輪話うちわばなしをお打ち明けした訳なんですが……
復讐 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
道江のことが内輪話うちわばなしの種になっていたのを、君がたまたま耳にして、それだけで、すぐ道江の気持ちまでを決定的なもののように君が思いこんでしまったとすると
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)