“内証話”のいろいろな読み方と例文
旧字:内證話
読み方割合
ないしようばなし50.0%
ないしょうばなし25.0%
ないしょばなし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其辺そこらの軒下や繁みのなかからは、内証話ないしようばなしや、接吻キツスに夢中になつてゐた雀や山鳩やが慌てて真赧まつかな顔をして飛び出した。
「隣同志でよ、しょっちゅうヒソヒソと内証話ないしょうばなしがさ」北川は一段と声を低めて云った。
それが夢では宿屋の座敷になってるのんですが、まだその外にもいろいろ不思議な夢あるのんで、これも宿屋みたいなとこに私が昼寝してましたら、傍に綿貫と、光子さん小声で内証話ないしょばなししてて
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)