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真赧
ふりがな文庫
“真赧”のいろいろな読み方と例文
旧字:
眞赧
読み方
割合
まっか
88.9%
まつか
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まっか
(逆引き)
小姑の
椙
(
すぎ
)
も嗤い、登勢のうすい耳はさすがに
真赧
(
まっか
)
になったが、しかしそれから三日もたつともう嗤われても、にこっとえくぼを見せた。
蛍
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
次郎は、顔を
真赧
(
まっか
)
にして、茶の間に帰った。お芳もそのあとからついて来た。みんなの視線がいっせいに次郎のさげているお土産の包にそそがれた。
次郎物語:02 第二部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
真赧(まっか)の例文をもっと
(8作品)
見る
まつか
(逆引き)
其辺
(
そこら
)
の軒下や繁みのなかからは、
内証話
(
ないしようばなし
)
や、
接吻
(
キツス
)
に夢中になつてゐた雀や山鳩やが慌てて
真赧
(
まつか
)
な顔をして飛び出した。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
そして検校の眼が見えないばかりに
真赧
(
まつか
)
になつた顔を見られずに済む事も出来る。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
真赧(まつか)の例文をもっと
(1作品)
見る
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
赧
漢検1級
部首:⾚
12画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮
“真赧”のふりがなが多い著者
森田草平
大下宇陀児
下村湖人
ニコライ・ゴーゴリ
織田作之助
薄田泣菫